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企業理念
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ケアリングの企業理念

CARINGとシンボルマーク

「 CARING 」とは、「対象を深く気づかいつつ その利益を願って 行動していくことである」とされています。
「 CARING 」とは、
「対象を深く気づかいつつ その利益を願って 行動していくことである」
とされています。

私達ケアリングは、このCARINGという理念を、高齢者・障害者の介護において実現することを企業理念としています。
私達ケアリングのシンボルマークは、介護する側と介護される側が、ひとつの接点を持ち触れ合う。そこには人としての心の繋がりが生まれる。やがてその意識は社会に波紋となって広がっていく。という考えを示し、私達ケアリングの羅針盤となっています。
私達ケアリングのHospitalityは、在宅介護を通して、「心と命を繋ぎ」「利用者とご家族を繋ぐ」「住みなれた地域を繋ぐ」事にあります。
それがCARINGそのものなのだと私達ケアリングは信じているからです。
長く、深く、豊かな在宅介護の経験により培われた介護専門職の実践的知恵が私達のケアリングの財産です。

人間的である事、倫理性である事を大切に、私達ケアリングは、一つ一つの介護を大切に提供することを目指します。

基本的考え

  • 介護保険における負担が平等を要求されるならば、受ける利益も平等でなければならない。
  • 高齢者、障がい者、精神的障がいを持った方々、社会的な弱者、非差別の対象となる方々との、サービスの提供、雇用を確保した民間事業者としての積極的な関わりを持つ。
  • 介護現場の労働者の条件確保、権利確立を疎かにしない。
  • 常に介護専門職として、謙虚な姿勢を維持し、かつ、経験と知識の拡大共有に努める。
  • 適正な事業収益を伴った安定した事業展開による「質の良い」サービスの提供。

ケアリングの歴史

(1)私達は「訪問介護屋」
ケアリングの「遺伝子」は、「コムスン」という会社にあります。「コムスン」は1988年発祥の訪問介護の会社です。 会社名「コムスン=COMSN」は「Community of Medical System network」の頭文字をとっています。直訳すれば、「医療システムネットワーク共同体」です。業務内容は、在宅高齢者に対する24時間365日の、巡回型の訪問介護サービスの提供でした。日本で当時の厚生省が在宅介護の本格的検討を、開始するのは1991年です。措置時代のホームヘルパーは体に触ってはいけないという前提で救貧高齢者への生活援助が中心でした。これに対して、身体介護、それも夜間の「巡回型の介護」を看護師と介護職で行うという当時の「コムスン」の介護サービスは、極めて先進的なものでした。
(2)私達の原点
ケアリング創業メンバーの多くはこの「コムスン」を超えて、本当の在宅介護サービスを実現することを誓い、目標とする「共同体」として、2000年に出発しました。「ケアリング」という会社の名前は、企業理念そのものです。「対象を深く気遣いつつ、その利益を願って行動すること」という理念です。「ケアリング」という言葉は、近代医学発祥の国ドイツで「ケアリング学」という学問領域があるような看護、児童教育、福祉など全般に渡るケアする人とケアされる人の関係性を大事にする考えを表しているのです。私達「ケアリング」は、「ケアリングそのもの」でありたいと思っています。
(3)進化するケアリング
私達は「ケアリング」を創設するにあたり「訪問介護」を中軸とする事業展開を行いました。それは成功しました。福岡市、北九州市、中津市の三つの行政区に、4つの訪問介護事業所、居宅介護事業所を展開しました。多くの訪問介護会社が多店舗展開を当然とする時代状況の中で、一つの都市圏に少数の事業所で集中管理し、多くの非常勤スタッフが同一時間に多発的にケアを提供し、それを在宅ケアに熟達した看護師、介護士がマネージメントするというシステムを採用しました。ケアリングのケアは、「効率性」と「合理性」と「標準化されたケアサービス」の品質管理を両立したシステムでした。これは私達が事業開始とほぼ同時に提携し、製品開発に協力してきた介護システムの開発会社である「キャロッツシステム」による介護ソフトを駆使し、介護業務のIT化により、より促進させることができました。
(4)変化するケアリング
2004年介護保険の第一回目の法改正の全容が明らかになりました。私達はこれに素早く対応しました。訪問介護一本やりの事業展開を転換し、「通所介護」「認知症対応型共同生活介護」事業へ進出する事を決断しました。この為「中小企業経営革新支援法」に基づき、福祉介護分野で、国内における第一号として承認を受けました。これを武器として低コストの資金調達を行い、初めて通所介護事業「ケアリングデイサービス」、認知症共同生活介護事業「グループホーム東光寺」を開所しました。2005年のことです。これが現在の博多区半道橋にある博多支店です。
(5)飛躍するケアリング
この「毎日通ったら元気なる」ケアリングのデイサービスは、「繁盛するデイサービス」となりました。3年目に定員(52名)に対する稼働率が90%を堅持することができるようになりました。 これはビジネス的には「成功モデル」と言えます。 ビジネスの鉄則は「成功モデル」は 拡大することです。これを踏まえてケアリングは、平成21年に城南区に2号店「ケアリングデイサービス城南・定員48名」平成23年には「ケアリングデイサービス筥崎・定員45名」平成25年には「ケアリングデイサービス黒崎・定員35名」をオープンさせました。 同時に、福岡市、北九州市の公募事業として、城南支店2階には「グループホーム竹の庵」 筥崎支店の2階には「看護小規模多機能・筥崎館」「ケアリング訪問看護ステーション」北九州支店には「グループホームかすがの杜1号館・2号館」「小規模多機能・ハ千代館」を開所しました。さらに平成29年2月には城南支店に小規模多機能型介護施設「ケアリングかたえの杜」を開所しています。これに西福岡支店、中津支店と現在7支店体制、28事業所、350人の人員体制と大きく事業を拡大しました。
(6)躍進するケアリング
ケアリングは、事業開始とほぼ同時に「キャロッツシステム」という介護ソフトを販売する営業体制 を構築し、隠れたべストセラーとして九州・沖縄に自社で販売してきました。平成17年からは自社のデイで使用し、良いものだと評価する「道具」を積極的に販売する体制を拡大しました。これが高齢者向け筋トレマシン「介護予防元気倶楽部」であり、歩行改善の杖 「ケアリングステッキ」「ケアリング多点杖」「ケアリングスーパー多点杖」です。
現状では医療機器も販売し、3分間乗るだけで歩行改善の行える画期的なリハビリ機器 「重心動揺リアルタイムフィードバックシステム『BASYS』」の販売を行っています。また、AED装置を始め各種医療機器の販売も行っています。
(7)over sea business of Caring

ケアリングは海外事業も積極的に展開しています。2006年からは韓国において介護保険が開始することを踏まえて韓国保健福祉院と提携し、韓国の高齢者保険制度の創設を支援しました。これを契機として韓国の国土海洋部が行う済州島における済州国際自由都市開発センター「健康ヘルスケアタウン事業」を日本側エイジェンジーとして「MOU」契約を締結し、その実現に尽力しました。その為、当時の李明博大統領のスピーチ及び晩餐会に列席するという栄誉も得ました。2016年から中国事業、台湾事業を開始し、現在、大連においては 「大連金光博愛養老サービス有限公司」と提携し介護サービスの教育研修事業を行っています。また台湾においては「聖博愛医療復健器材股份有限公司」台湾のより良い「介護製品」を、日本・中国及び海外へ輸出する合併会社として設立しました。さらに2017年7月からは上海の「愛照护養老服務有限公司」へ養老介護施設開設コンサルタント及び、介護職員教育事業を開始します。2017年11月「愛照护未来養老学院」の開校に際し「介護施設設計」「養老介護教育研修」の指導講師を、中尾代表が契約締結しました。

企業理念

(1)ケアリングの理念
ケアリングの歴史の項目でも書きましたが、ケアリングの理念は、「対象を深く気遣いつつ、その利益を願って行動すること」ということです。「ケアリング」という言葉は、「ケアリング学」という学問領域があるような看護、児童教育、 福祉など全般にわたるケアする人とケアされる人の関係性を大事にする考えつまり、ケアの「倫理」を表現しているのです。「倫理なきケアは作業に堕す」。これは在宅介護を基本とするケアリングのケアの理念=倫理なのです。倫理的理念を共有し、実践する集団、それがケアリングです。その実践は利用者とケアする人間の双方が 「幸せになる」関係作りを目指す実践でなければなりません。その影響力は必ず社会的波及力となって広がっていく、それがケアリングの希望です。ケアを提供する供給側の理屈、やり方を優先するのでなく、対象である利用者お一人お一人の身体、行動、生き方、歴史に深く寄り添い、それを中心として支援としてのケアを行う、それがケアリングのケアの行い方なのです。
(2)ケアリングの哲学
哲学の第ーは、「出身、性別、学歴、出自、年齢等その人の個性である属性で差別しない」ということです。 企業人としてのケアリングの職員は仕事を通してのみ評価されます。利用者に対しては、貧富の差、民族の違い、例えその方が反社会的集団に過去所属された履歴があっても現在、更正されているのであれば当然平等にケアを提供します。これがケアリングの哲学の核心です。
哲学の第二は、「議論は会議で堂々と言う。陰口は叩かない。派閥、徒党は組まない」「仕事で議論することは自分を表現し、相手を尊重する民主主義的な人間関係の基礎である」 ということです。第二は第一と結びつき、ケアリングの組織的気風として育まれてきました。明るく、闊達でありたい、共通の夢を持った民主的な人間集団でありたい、それが私達の願いです。
哲学の第三は、「仕事は一生懸命する。サボらない」「遊ぶときは遊ぶ」です。介護が好きな人が集まってする仕事をサボる、ということはあり得ないのです。ただし、介護という仕事は心身共に過酷です。だから仕事を長く続ける秘訣として「遊ぶ時は遊ぶ」それも徹底してという哲学があるのです。
(3)ケアリングの全社員が共有すること
ケアリングの全社員が、ケアリングの理念、哲学を共有し、ケアリングの企業としての成長を共に喜びとする価値観を共有すること、それがさらに深く、浸透し、ケアという実践で、営業という実践で、拡大した時に、それば永続するものとなります。ケアリングする集団、それがケアリングです。

 

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